まほろば

micro:bitでカレーライスを作る? 1

投稿者:マーチン  2019年10月5日 
カテゴリ:障碍者全般::micro:bit

 2020年からプログラミング教育が小学校で必須になります。プログラム言語自体を教えるのではなく、プログラミング的な思考をできるようにするのが目的らしいのですが、何をどう教えるかは学校任せのようで、現場の混乱が容易に想像できます。個人的に「こんな教え方をしてもらったら、楽しいな」という私案です。

●カレーライスを作る手順

 いつも自宅でカレーライスを作るときの作業を書き出して、順番に並べます。
  1. 作る皿数を決める
  2. 食材をそろえる
  3. もし食材が足りなかったらスーパーに買い物に行く
  4. 肉に下味をつける
  5. 野菜の皮をむいて切る
  6. フライパンで野菜、肉を炒める
  7. 鍋に水、野菜、肉を入れる
  8. 人参が柔らかくなるまで、鍋を強火で加熱する
  9. カレールーを入れる
  10. 10分経過するまで、鍋を弱火で加熱する
  11. 味を調える
  12. 皿数だけ、カレーを器に盛りつける

●MakeCodeとは

【小学校を中心としたプログラミング教育ポータル】MakeCode(メイクコード) より
MakeCode(メイクコード)は、「Microsoft MakeCode(マイクロソフト メイクコード)」とも呼ばれる、Microsoftが開発したプログラミング環境。あらかじめ準備されている命令ブロックを組み合わせることでプログラムを作成することができ、「MakeCode for Minecraft」や「MakeCode for micro:bit 」など、プログラミングするものにあわせて様々なバージョンが存在する。

ブロックプログラミング環境のほか、プログラムをテキストで入力するJavaScript(ジャバスクリプト)エディタ画面に切り替えて使うこともできるため、ブロックプログラミングで作成したプログラムが、JavaScriptではどのように記載されているかを知ることができる。

●MakeCodeで手順を記述する

 MakeCode(メイクコード)でカレーライスを作る手順を記述してみます。もちろん、実際に動くプログラムではありませんので、細かいツッコミはなしですよ。

 メインプログラムはこうなります。



 関数”スーパーに買い物に行く” は、こうなります。



●最後に

「プログラミング的思考」ってパソコンがなくてもできるんだと気づいてくれたら嬉しいです。


◆連載